『ダットサンサニー』初代の愛車
免許とりたて学生の頃、父親に連れられ中古車を見に。
10年落ちの5万円サニーを半強制的に買い与えられた。
3速コラム(ハンドル根っこについたシフトレバー)の1100ccで黄土色のセダンは、かなり抵抗があった。
気を取り直して、カーステレオ(当時はカセットテープ)を後付けし、あちこちドライブに。
ところが、夕暮れの雨が恐怖だった。
ワイパー、デフロスター、カーステレオ、ライト全開でエンストすると、セルモーターは沈黙。
何故かいつも交差点の信号待ちでエンスト。
しかし、誰かに車を押してもらい、押しがけスタートができる軽量シンプルな車サニー。
雨の日は緊急用に2~3人同乗してないと不安な車サニー。
『やっぱり持つべきものは車を押してくれる友だ』と、保険みたいな感じで友達をドライブに誘った。
『雨に弱い流星号』と笑いながらの友達の押しがけスタートは、レーシングピット並みの速さに熟練されていった。
運転も慣れ、やっと下手くそ(初心者)マークが外れるころに車検切れになったので次の車を探す事になる。
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