7月19日 IBCラジオカーが来ました。『ワイドステーション』でのインタビューです。
【リポーター】 盛岡市みたけ3丁目「ライフデコール アリス」におじゃましました。アンティークの家具と、こだわりのカーテン・壁紙!お客さんの声やご自身の経験から、人にやさしく、環境にも優しい天然素材のカーテンを扱いたい!という思いでお店をなさっているそうです。まずは、お店について教えてください。
【河 本】 当店は色々な天然素材のカーテンを取扱うオーダーカーテン専門店です。現在日本で流通するカーテンのほとんどがポリエステル繊維です。地球温暖化を招く石油由来の繊維だけに頼らない、環境に優しいカーテンを扱いたいという願いから天然素材のカーテンを数多く取り揃えました。国連の揚げる持続可能な開発目標(SDGs)には『作る責任、使う責任』、『気候変動に具体的な対策を』というグローバルな目標があります。そして私たちにも『売る責任』があるのだと、天然素材のカーテンに力を入れました。
【リポーター】 こだわっていらっしゃる「天然素材」について教えてください。
【河 本】 扱っているのは全部で5種類ですが、代表的な3つの天然素材をご紹介してみましょう。
1つ目は『リネン』 です。一年草の『亜麻(あま)』から作られた、繊維(せんい)や織物(おりもの)をリネンと呼んでいます。リネンは、世界最古の布で、エジプトのミイラを巻くのに使われていました。亜麻(あま)のタネから得たものが、アマニ油(あぶら)で、健康食品などにも使用されています。どんな植物なのか、亜麻(あま)のタネを購入し 店舗で育てています。
2つ目は『オーガニックコットン&フードテキスタイル』です。オーガニックコットンは、二酸化炭素を放出する肥料や農薬、大規模な機械化農業に頼る必要が無いため、温室効果ガスの排出量が少ないのが特徴です。フードテキスタイルとは、食品会社や農園から出る、廃棄予定の野菜や果物(赤カブ、ブルーベリーなど)から、染料を抽出して、染められた布の事です。当店では、オーガニックコットンのフードテキスタイルを扱っています。コットンの原材料を知って頂く為に、コットンフラワーのドライを お店に飾っています。
3つ目は『テンセル』 です。テンセルは、木材パルプから精製(せいせい)された織物(おりもの)です。ユーカリなど、植林管理された木を使い、99%以上、再利用可能な溶剤で紡(つむ)ぎだしているので、環境への影響が最小限に抑えられています。当店ではテンセルデニムを扱っています。ユーカリの苗木、チップ、パルプ、テンセル繊維(せんい)と、実物サンプルで製造過程をご説明しています。
その他に、日本古来の麻『ラミー』と『瀬戸内デニム』のカーテンも取り扱っています。
(中略…)
【リポーター】ラジオをお聴きの皆さんに最後にひとことお願いいたします。
【河 本】住まいに必要なカーテンは、大量に廃棄される運命です。環境に優しい天然素材のカーテンで、地球の未来を考えてみませんか? ライフデコール アリス がお手伝いいたします。
こんな感じでインタビューにお応えしましたが、マイクを目の前に話しをすることは、とても難しいと感じました。原稿読みに聞こえたかと…
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