国連環境計画(UNEP)は2040年までに世界のプラスチック汚染は既存技術の活用や政策転換といった政策で80%減らせるとの報告をまとめました。
報告書は、過剰包装や再利用できないプラ製品を排除するなど、UNEPは再利用が最も強力な手法とみています。
現在国内で売られているカーテンの殆どがプラスティック素材のひとつポリエステル製品です。
軽くて耐久性があり、摩耗や腐食に強く、形状を維持しやすいという特徴があるポリエステルは、リサイクルできるプラスチックです。
近年、ペットボトルのリサイクルが流行っており、使用済みペットボトルの資源争奪戦が繰り広げられて石油から作られるプラスチック原料よりも価格が上がりました。
価格競争となっている低価格のカーテンは再生ポリエステルではありません。
その結果、安価な石油を原料とした大量生産のカーテンが流通している為、再生ポリエステルのカーテンが普及しないのが現実です。
そう考えると、天然素材のカーテンがいいのでは?
近年、リネンカーテンなどを購入するユーザーが増えてきました。
理由は再生ポリエステルに比べて、コストパフォーマンスはもとより、何よりも環境や安全性に優れているからです。
持続可能でよりよい世界を目指す為にも、環境問題に配慮したカーテンが速く流通すべきだと願っています。
使うべきは天然素材のカーテン(その2)へ続く。。。
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