洋室を2つの部屋に間仕切りたいというお客様のご相談です。
住宅用の間仕切りにはどんな種類があるのか? そのメリット、デメリットはどうなのか?を知ることが重要です。
①アコーデオンカーテン。
〇メリット:防音、断熱効果が高い
✖デメリット:重量がある為補強下地が必要。開閉が重たく、開けた時のタタミしろが大きい。形状に圧迫感があり部屋が狭く感じる。比較的コストが高い。
②ロールスクリーン
〇メリット:生地がフラットなのでスッキリする。上げ下ろし操作性に優れている。コンパクトに設置できる。低コスト。
✖デメリット:遮蔽性に乏しい。1台の最大製作巾サイズが200mまたは、300cm。
③ 樹脂パネルのパーティション
〇メリット:遮音、遮熱、遮蔽性が高い。開閉動作に優れた引戸、折戸のタイプが有り、コンパクトに収納できる。バリエーションが豊富でデザイン性に優れる。
✖デメリット:設置場所に補強下地が必要になる場合がある。コストが高い。
④ カーテン
〇メリット:遮蔽性が高い。生地のバリエーションが豊富。生地が家庭で洗える。予算に合わせて生地が選べる。
✖デメリット:寄せた時のタタミしろが大きい。生地が揺らぐ。生地に裏表がある。厚ぼったい感じになる。
⑤パネルスクリーン
〇メリット:遮蔽性が高い。開閉動作に優れ、コンパクトにスライド収納ができる。生地のバリエーションが豊富で低コスト。生地が家庭で洗える。
✖デメリット:遮音性、断熱性に乏しい。
引戸の様に引くことが出来るのが特徴。
機能性、デザイン性、ご予算を考えて、パネルスクリーンをお奨めしました。
窓回りはブラインドから瀬戸内デニムのカーテンにお取替えしました。
『スッキリと間仕切りが出来て、快適です。』とお客様。
お客様が選定したカラーは、インディゴのデニムとマスタードのパネルスクリーン。
パイン材の天井にピッタリのコーディネートでした。
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