リネンカーテン購入のお客様がとても増えています。その理由について実例を交えてご紹介しましょう。
実例その① 『プリーツスクリーン』から『リネンカーテン』にお取り換え
和室のプリーツスクリーンが壊れて、修理の依頼。現地で確認したところ、ツインスタイル(レース切り替え可能タイプ)のレース切り替えが出来なくなっていました。この機種によくある故障で修理は可能です。しかし修理後の保証は出来ない旨を伝えると、カーテンへ変更となりました。生地は和室のイメージにピッタリなリネンをお奨めしました。自然素材が持つ障子の風合いにも似た、柔らかな透け感が和風のイメージや畳と合うからです。
プリーツスクリーンは購入から約10年を過ぎると、スクリーンがうまく上がらなくなる症状が目立ちます。修理しても他の部品に不具合が出る可能性もあります。その点カーテンは、耐久性、メンテナンス性に優れています。特にリネンはポリエステル製品に比べとても丈夫です。
注意点としてカーテンに変更する場合、カーテンにダメージを与えない耐久性のあるカーテンレールを選ぶ必要があります。特に伸縮タイプやC型のレールはNG。耐久性、コストを比較してもプリーツスクリーンよりお得です。
実例その② 『タテ型ブラインド』から『リネンカーテン』にお取り換え
ワンちゃんと暮らすお客様が、リビングのタテ型ブラインドが壊れたので取替えを検討中。症状はブラインドの開閉操作の不具合、羽の吊元が破損していました。窓越しに外を眺めたいワンちゃんにとってタテ型ブラインドは障害物。これを機会にカーテンに変更することになりました。
生地はリネンをお奨めしました。理由はポリエステルよりリネンは丈夫で、静電気も帯び難いので衛生的。夏の日差しも和らげてくれるので安心です。カーテンにすることでワンちゃんの負担も軽減できました。
実例その③ 『ダブルタイプのロールスクリーン』から『バンブーブラインド+リネンカーテン』にお取り換え
ダイニングのロールスクリーン ダブル(レース付タイプ)のウエイトバーが破損、生地も左右両端がほつれていました。スプリングで巻き取るタイプに多い症状で、昇降を繰り返すうちに起きた巻きずれが原因です。そこで機能性、耐久性、インテリア性が高く、コストを抑えた製品を提案しました。
薄手のリネンを窓枠の中に配置して、外側にバンブーブラインドを取付しました。日中はリネンカーテンを閉めたままで風を入れることが出来ます。前のロールスクリーンではプライバシーを守りながら風を入れる事はできません。バンブーブラインドは木製に比べ軽量かつコストもかかりません。意匠的にもリネンと組み合わせるとナチュラル感がUPします。
実例その④ 『コットンのドレープ+ポリエステルのレース』から『リネン厚手+リネン薄手』にお取り換え
LDのコットンプリントカーテンと刺繍レースカーテンの痛みに伴って、10年越しにお取替えを検討のお客様。リネンカーテンをご希望されていました。薄手のリネンは即決でしたが、厚手は決め兼ねている様子なのでサンプルを貸出して夜のイメージを確認して頂きました。
ダイニングのカーテンはシェードに変更。遊び心のあるストライプ厚手リネンを採用。お隣の家からの目線を隠しながら風を入れられる薄手リネンのパネルカーテン(上下突っ張りポールを通すカフェカーテン)です。ギラギラしたポリエステル生地とは違って、リネンは自然素材が生み出す柔らかな風合いと光を通した時の透け感が魅力です。
『リネンに出会えて本当に良かった!』とお客様からの満足の声をいただいております。
リネンを通じて、毎日が楽しい、潤いのあるインテリアのお手伝いをさせていただきました。
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