『寝室のブラインドをカーテンに模様替えしたい』と相談を受けました。現在、輸入木製サッシの窓にウッドブラインドが取り付けられていますが、デザインが楽しめるようなカーテンへイメージチェンジしたいと言う内容です。いつものように部屋にカーテン生地を持ち込んで色決めを行いました。
南面窓に採用したプレーンシェードは、ウイリアムモリスのブラックトーン。まるで絵画のように楽しむことができます。オリジナルは23個の版を用いたハンドプリント。モリスの好んだイギリスの花、ブラックトーン(和:スピノサスモモ)の花やスミレがデザインされています。
西面窓はエンブロダイリー(刺繍)のシアーカーテンを前面に配置することで、デザインを常時楽しむことができます。また、使用しなくなったパネルヒーターを隠すことで縦横の広がりある刺繍が生きています。
背面にプレーンシェードを配置すると、刺繍の柄がくっきり縁どられる効果があります。より良く見えるシェードの色も実際に生地を重ね合わせて色決めを行いました。結果、シェードは柔らかな風合いの生地、イギリスCLARKE&CLARKEのLINOSSO COCOAです。
背面のシェードは調光も出来る為、機能性を損ないません。シアーカーテンに使用するカーテンレールは、左右どちらからも開閉できるサイドマグネットを使用。エンブロダイリー(刺繍)のシアーカーテンは1枚仕立てが美しいので、このタイプのカーテンレールを採用しました。デザイン、機能性を両立しています。
『イメージ通りのカーテンになりました』と、お客様の声を頂きました。
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