電気料金の上げにより、夏の節電対策が注目されています。
お手頃価格な遮熱、遮光のポリエステルカーテンでエアコンの効率が良くなる!
そんな情報が溢れていますが、ある疑問を感じてしまいます。
地球規模で起こっている温暖化の原因について考えてみると、ある矛盾がでてきます。
地球温暖化は、温室効果ガス濃度の増加による影響が大きいと考えられています。
これは二酸化炭素の増加で、主に人間による化石燃料の使用が原因といわれています。
遮熱、遮光のポリエステルカーテンの原料は石油、つまり化石燃料からつくられています。
ポリエステルカーテンで温暖化を増長しながら節電という矛盾です。
ベストな窓回り対策とは、どうすれば良いのでしょう?
環境に優しい天然素材のカーテンにも遮熱効果はあるんです。
そこで、太陽光の熱について考えてみるとその効果が理解できます。
夏の日差しを浴びると熱いと思いますよね。
実は、太陽光に含まれる赤外線が物質にあたると、分子が振動して熱を発生させるからだそうです。
ポリエステルの遮熱レースは、太陽光を反射させたり拡散することで、赤外線の室内侵入を軽減するようです。
一方、リネン素材のカーテンは空気を含んだ太さがランダムな繊維で織り込まれている為、太陽光を分散してくれます。
また、生地自体が熱を吸収しないので熱くなりません。
ポリエステルの遮光カーテンは黒糸で織られている為、陽の光に当たると熱っぽくなります。
リネンのカーテンが強い陽ざしを和らげ涼しく感じるのは、木陰やグリーンカーテンと同じと考えれば理解できると思います。
何よりも、植物から作られているので地球の温暖化対策になりますね。
使うべきは天然素材のカーテン(その3)へ続く。。。
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