分譲マンションを購入されたお客様のご相談をお受けしました。
デベロッパー主催の現地カーテン販売会では、時間内で決定に至らなかったようです。
そこで、時間に余裕を持って打ち合わせを重ね、たくさんのカーテン生地をご覧になり候補を選びました。
最終的に、LDはお客様のご希望で、コンプトンをアクセントにしたアンサンブルカーテンを候補に。
寝室は柄のパターンが奥様お気に入りのリトアニアリネンのカーテン。
リネン特有の美しい透け感ですが、プライバシー性が不安の様子です。
お引渡し前の内覧会にて実測させていただき、同時にサンプル生地を持ち込んで窓に当ててイメージを確認しました。
不安だったリトアニアリネンのプライバシー性は、店舗で陽が落ちた時間に同じカーテンを吊って検証し解消しました。
カーテンの内容とお見積もり金額にご納得の上、ご契約させていただきました。
イギリスから生地取り寄せの MORRIS&CO./Compton の縫製品が届き、いよいよ納品です。
アクセントに使った綿(コットン)100%のプリント生地は、日差しを受けると美しいパターンが出現します。
1895年ジョン・ヘンリー・ダールによるコンプトンは、モリス商会の物件ローレンス・ハドソン家のコンプトン・ホールのためにデザインされたもので、見事に完成されたデザインは、彼の傑作と言われています。
カーテン選びに悩んでしまう、引越しに間に合わないなど、お客様は時間が気になりあせってしまうようです。
それでも、選ぶための時間を作って納得のいくカーテンを選びたいものです。
マンションライフをより楽しく、快適に暮らす為には、大きな窓のカーテンは重要な役割を担ってるからです。
『カーテンはインテリアにとって大きな存在ですね』
と、お客様は満足そうにお気に入りのカーテンを眺めていました。
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